顔のたるみ・ほうれい線のコラム

顔のたるみ・ほうれい線のコラム

顔のたるみがほうれい線を悪化させる!

顔のたるみやほうれい線は、ある程度の年齢を過ぎると生じる悩み。鏡で自分の顔を見たときに、たるみやほうれい線のせいで老けた印象を感じた経験のある人は多いのではないでしょうか。これらの肌悩みを解消して若々しい表情を取り戻すための対策を考えましょう。

顔のたるみがほうれい線を悪化させる!

ほうれい線のコラム1

ほうれい線とは、鼻の両脇から口元にかけて伸びる二本のシワのこと。このシワが深くなればなるほど老けた印象になってしまいます。シワが深くなる原因のひとつとしてあげられるのが、顔のたるみ。ほうれい線を解消するためには、まずは顔のたるみを解消する必要があるのです。

ハリ・弾力の低下によるたるみ

10代の肌は、弾力があってピンと張った状態。しかし、年齢を重ねるにつれて、肌内部でのコラーゲン生成能力が低下するため、肌は十分な弾力やハリを保てなくなります。そうすると、肌は自らの重みを支えきれなくなり、たるんでしまうのです。
ハリや弾力を保つためには、コラーゲンドリンクやサプリメントを摂取したり、コラーゲン配合の化粧品を使ったりしてみましょう。その際には、コラーゲン生成を助けるビタミンCもいっしょに摂取するとより効果的です。また、体にたまった余分な水分や老廃物を流すためのリンパマッサージもおすすめです。お風呂あがりにクリームをつけて優しくマッサージしてみましょう。

肌の乾燥・酸化によるたるみ

また、年齢を重ねるにつれて肌のバリア機能や水分保持力は低下していきます。その結果、肌は乾燥状態に。これも肌のたるみを生じさせる原因のひとつです。さらに、紫外線にさらされることによって肌細胞は酸化し、ダメージを受けます。こういった肌を衰えさせるひとつひとつの要因も、肌のたるみを悪化させています。
肌の乾燥を防ぐためには、保湿ケアを徹底するのが大切です。お風呂あがりや洗顔後には、肌の水分が蒸発しないうちに化粧水をたっぷりつけ、上から乳液やクリームなど油分を含む化粧品で蓋をしましょう。また、日中は紫外線対策も忘れずに。特に6月から8月にかけては地表にふりそそぐ紫外線量が増えるため、短時間の外出時にも日焼け止めなどで対策を。

筋肉の衰えによるたるみ

顔には表情筋と呼ばれるたくさんの筋肉がついています。しかし、わたしたちが日頃動かしているのは、このうちのわずか3割程度。つまり、表情筋の大半があまり使われていないのです。使われない筋肉は年齢とともにどんどん衰えてしまい、やがて皮膚の重みを支えきれなくなります。これもまた、顔のたるみを引き起こす要因に。表情筋の衰えを防ぐためには、顔の体操がおすすめです。大きく口を開けながら「あいうえお」とゆっくり発音し、顔の筋肉を動かしましょう。

こんな習慣が顔のたるみを引き起こす!

このほか、こんな生活習慣も、ほうれい線やたるみをはじめとする様々な肌トラブルの原因になります。

不規則な生活、睡眠不足

夜更かしや睡眠不足、栄養バランスの偏った食事も、肌にダメージを与えてしまいます。お肌は身体の内面を映し出す鏡のようなもの。身体の中が不健康な状態では、いきいきとしたお肌ではいられません。なるべく早く寝る、野菜を中心に栄養バランスのとれた食事を心がけるといった生活習慣の見直しを行いましょう。

喫煙

喫煙が肌に与えるダメージは甚大。タバコに含まれるニコチンは、血管の収縮を引き起こさせ、血液の流れを妨いでしまいます。そのため、肌のターンオーバー機能が低下したり、ハリや潤い、弾力が失われたりという悪影響が。このほか、喫煙によって体内の活性酸素量が増えるため、角質細胞中のメラニンの生成が促され、肌に黒ずみが生じやすくなります。また、ニコチンは体内のビタミンCを破壊し、コラーゲン生成も妨げてしまいます。このように、喫煙は様々な肌トラブルの原因になっているのです。

精神的なストレス

精神的なストレスは肌の大敵。とはいえ、ストレスの要因を排除するというのはなかなか難しいもの。ですから、大切なのはストレスを上手に発散するということです。スポーツで身体を動かしたり、読書や映画で心を落ち着かせたり。自分にあったストレス解消法を見つけてみましょう。

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