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たるみをなくして若々しい目元に!目の下のたるみ解消法

  • 目の下のたるみ

顔の印象を老けて見せる原因のひとつが「目の下のたるみ」。ある程度の年齢になったら仕方がないとあきらめている人が多いかもしれませんが、目の下のたるみは日々のケアで予防・解消することが十分可能です。そこで今回は、目の下のたるみができる原因や予防方法、解消方法をご紹介します。

どうして目の下にたるみができるの?

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20代の頃は気にならなかったのに、30代になったら目の下のたるみが気になりだした……このようなたるみの原因は、以下のような皮膚や筋肉の老化にあると考えられます。

コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンの減少

1つ目にあげられる原因は、皮膚のコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンの減少です。コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンは、皮膚の下の真皮層で生成される成分で皮膚にハリや弾力を与える役割を持っています。若々しいお肌はこれらのおかげで保たれています。しかし、老化したり紫外線の影響をうけたりすると、皮膚の下の真皮層内で生成できるコラーゲンやヒアルロン酸の量は低下していきます。コラーゲンやヒアルロン酸の量が低下すると、皮膚表面にへこみが生じてお肌がたるんでしまいます。

 

眼輪筋(目の周りの筋肉)の衰え

2つ目にあげられる原因は、目の周りの筋肉の衰えです。人間の筋肉の働きは、年齢を重ねるとともに弱くなっていきます。これは身体だけでなく顔にもいえることで、上まぶたから下まぶたにかけて円状に存在する「眼輪筋」の働きも年齢とともに徐々に低下していきます。眼輪筋の働きが弱ると、本来筋肉によって引き上げられていた目元の脂肪や皮膚が支えを失い、自身の重さに耐え切れなくなってたるんでしまいます。くわえて、退化した筋肉は脂肪へと変化するため、脂肪の重さは増加。それが、さらなるたるみを引き起こします。

眼球の沈下による眼窩脂肪のふくらみ

3つ目にあげられる原因は、眼球の沈下とそれに伴う「眼窩脂肪」のふくらみです。
年齢を重ねていくにつれ、眼球の位置は徐々に低下していきます。眼球が下がると、眼球の下に存在するクッションのような「眼窩脂肪」という脂肪が、眼球の重みによって下まぶたに押し出されることになります。この眼窩脂肪によるふくらみもまた、目の下のたるみの原因となっています。

このように、老化に伴う皮膚や筋肉の変化が目の下のたるみの主な原因となっています。また、老化以外にも目の下のたるみを生じやすくさせる要因があります。それは、長時間にわたるパソコンやスマートフォンの使用です。本来人間は、まばたきをすることによって目の周りの筋肉を知らず知らずのうちに鍛えています。しかし、一説によるとパソコンやスマートフォンの使用をしているときの人間のまばたきの回数は、通常時の半分以下になります。そのため長時間パソコンやスマートフォンを使用していると、目の周りの筋肉が衰え、目の下のたるみを引き起こしやすくなるのです。さらに、パソコンやスマートフォンの明るい画面を長時間使用すると精疲労やドライアイ、血行不良の原因にもなるので、目の下のたるみだけでなくクマを引き起こす可能性もあります。

目の下のたるみの解消方法

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目の下のたるみを予防・解消するためには、毎日の「肌ケア」や「眼輪筋の強化」が大事。すぐに効果が出るわけではありませんが、毎日地道に続けることで、たるみの予防・解消が期待できます。

肌ケア

コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンの減少を加速させる原因として「肌の乾燥」があげられます。そこで重要なのが「肌の保湿」。特に皮膚が薄く乾燥しがちな目元周りは、目元専用のアイクリームを使って十分な潤いを与えましょう。

また、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンの生成を促進させるためには、肌のターンオーバーを正常に保つことも大事です。そこでおすすめなのは、ピーリング。ピーリングを行うと、表皮に残留している古い角質が除去され新しい肌細胞への入れ替わりがスムーズに行われるようになるため、ターンオーバーを促進させる効果が期待できます。

眼輪筋の強化

眼輪筋を鍛えるために、まずはまばたきを増やしましょう。特に日頃から長時間パソコンを使って作業をしている人、スマートフォンでSNSや動画を見る習慣のある人は、まばたきが少なくなっている可能性があります。意識的にまばたきを多くして眼輪筋を鍛えましょう。このほか、片目ずつ交互にウインクをするエクササイズも効果的。このとき大事なのは、上まぶたは動かさずに下まぶただけを動かすということ。同時に頬の筋肉が動かないようにするのもポイントです。

根本的な解消には、クリニックでの施術がおすすめ

根本からたるみを解消したいという人には、美容外科クリニックの利用がおすすめです。セルフケアでは叶わない即効性と確実性がクリニックを利用する最大のメリットだとえいます。ヒアルロン酸をたるみ部分に直接注入するヒアルロン酸注射や、真皮層のコラーゲンを活性化させるレーザー治療などがあります。なかなか改善しない目の下のたるみでお悩みの人は一度相談に行ってみましょう。

いかがでしたか。
目の下のたるみの予防・解消は気づいたときに始めるのが吉。いつまでも若々しいお肌のために、今日からさっそく対策を行いましょう。

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