専門用語を解説施術辞典
切開法|まぶたのたるみの治療方法|
まぶたの皮膚の余りを除去したり、理想の二重をつくったり、たるみを改善するための最適な施術が「切開法」です。手術方法は、「部分切開」と「全切開法」、「目頭切開」や「目尻切開」があります。たとえば、部分切開は、まぶたの中心部を1~2㎝切開します。埋没法よりもしっかりとした二重をつくることが可能です。一方、全切開法は、まぶたの端から端まで、3~4㎝にわたって切開します。もともとまぶたが腫れぼったい方に向いています。部分切開よりも多くの脂肪を除去することができて、幅広の二重やくっきりとした半永久的な二重形成ができます。ただし、メスを使うため、ダウンタイム期間があります。
切開法は、「切開する部位の大きさ」や「まぶたのたるみ具合」「皮下脂肪の量」「眼窩脂肪の量」などの状態にあわせて、様々なまぶたの悩みに対応することができる施術です。
基本情報
料金相場 |
安200,000円 高3000,000円 |
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持続期間 | 半永久的 |
麻酔 | 局所麻酔 |
痛み | 施術中の10秒ほど |
ダウンタイム | 施術後1週間 |
たるみの種類 | 上まぶたのたるみ |
メリット・デメリット
メリット
- 二重の持続期間が長い
- 同時に皮膚のたるみも取ることができる
切開法は、二重が半永久的に持続する施術法です。プチ整形として人気の高い埋没法は、施術時間やダウンタイムが短く、手軽に行える美容整形ですが、いつか糸が取れる可能性もあります。しかし、切開法であれば、デザインした二重が元に戻ってしまう心配がありません。また、目の形に合った自然な二重まぶたはもちろん、末広がりの二重や、外人風の幅広の二重など、さまざまな二重をデザインできることもメリットです。なお、切開法では、まぶたの皮膚を切除するので、二重まぶたを作ると同時に皮膚のたるみも取ることができます。半永久的な二重まぶたが欲しいという強い思いを持つ方や、まぶたのたるみを取りたい方には、切開法がおすすめです。
デメリット
- 傷跡が大きくなりやすい
- 費用が高い
- 費用が高い
切開法はメスを使った施術なので、傷跡ができる可能性もあります。個人差はありますが、術後1ヶ月は傷跡が赤くなったり、腫れが目立ったりします。腫れは1ヶ月ほどで引きますが、二重ラインが定着するまでは2~3ヶ月から半年かかります。また、アイメイクができるようになるまで2週間ほどかかります。クリニックによって異なりますが、平均的な費用は25万円前後です。半永久的な二重が作れるぶん、費用の負担は大きくなります。
よくある質問
- 切開法の傷跡はどのくらいの期間目立ちますか?
- 多少の個人差はありますが、術後一週間ほどで赤みが引いて、平均3ヶ月~6ヶ月で傷跡は目立たなくなります。抜糸を行った後の傷跡は、メイクで隠せます。体質によっては傷跡が治りにくい場合もありますが、目をこすったり、強い刺激を与えたりしなければ、6ヶ月程度で目立たなくなります。切開法は、半永久的な効果が得られますが、傷跡が目立たなくなるには、それなりの時間を要します。
- 術後の腫れはどのくらいの期間続きますか?
- 切開法をした後、完全に腫れが引くには6ヶ月ほどかかります。まぶたが腫れている間の二重幅は、最終目標よりも広くなりますが、腫れが引くにつれて、思い描いていた目元に近づいていきます。腫れの引き具合には個人差があり、早ければ1~2週間で予定の二重幅になる方もいます。腫れが引く早さは、術後のケアにも左右されます。例えば、安静に冷やしていたかどうか、熱いお風呂に長時間つかっていなかったか、なども腫れを左右する要素です。
- 切開法のラインは取れることはないのですか?
- 基本的に、切開法で二重のラインが取れることはありません。埋没法だと、年月が経つにつれて糸が緩まったり、なにかの拍子に切れたりしてしまう可能性がゼロではありません。しかし、切開法は、まぶたの皮膚を切開し、結合する方法で二重まぶたを作っているので、ラインが取れてしまう心配はありません。ただし、歳をとるにつれてまぶたのたるみが出てきた場合に、二重幅が狭くなってしまうことはあります。