専門用語を解説施術辞典
ここでは、顔のたるみ・ほふれい線の治療法について詳しくご紹介します。
治療と一言で言っても代表的な機器を使ったものだけではありません。取り扱っているクリニックはあまり多くありませんが、スレッドリフトという機器を使わず糸で引き上げる治療もあります。重要なのは、あなたの症状に合った治療がそのクリニックで取り扱っているか。ということ。まずは、どのような治療法があるのかをチェックしてみてくださいね!
顔のたるみ・ほうれい線の治療方法
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アルテミスシェイプ
マシンアルテミス・シェイプとは、たるみの改善に特化した“切らない”治療機器のことです。その効果は非常に高く、別名「皮膚引き締め治療器」ともいわれているほどです。 アルテミス・シェイプは顔のたるみの主な3つの原因「脂肪線維の伸び」「ハリの低下」「脂肪ネットの老化」にアプローチし、肌の深部からたるみを引き締め、改善します。強力な引き締め効果で、ほうれい線や頬はもちろん、あごや首・目の周りのたるみまで、さまざまな箇所のたるみの改善に役立ちます。また、毛穴や肌質を改善する効果も。施術中の痛みやダウンタイムは少なく、施術後すぐにメイクができるのも嬉しいポイント。切らずに、誰にも気づかれることなく治療を進めることができるため人気です。
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ライムライト
マシンライムライトとは、日本人医師によって、日本人の肌向けに開発された光治療器のことです。 メジャーなレーザー治療器はメラニンの少ない欧米人向けに開発されているのですが、ライムライトはメラニンの多い日本人にも効果が発揮されるように設計されています。メラニンを排出する作用があるので「茶色い目のクマ」の改善に効果的。また、日本人によく見られる「薄いシミ」の治療にも優れた効果を発揮し、他にもそばかすやくすみ・小じわや毛穴の開き・赤ら顔やニキビ跡などさまざまな肌トラブルを改善に導きます。 施術中の痛みやダウンタイムが少ないため、患者さんの負担が小さいのも嬉しいポイント。施術後すぐにメイクもできます。会社勤めなどで施術後のお休みが確保できないような方も気軽に受けられる、目のクマ・肌質改善治療のひとつです。
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ヒアルロン酸注入
注射ヒアルロン酸は、美容外科の治療・施術方法で欠かせない成分のひとつです。ヒアルロン酸は、もともと私たちの身体の中に存在しているムコ多糖類の一種であり、細胞と細胞をつなぐという高い保湿力を兼ね揃えた物質です。しかし、ヒアルロン酸は年齢とともに減少していきます。私たちの肌が加齢と共にたるんだりハリを失っていくのも、ヒアルロン酸の減少が深く関与しています。そこで、美容外科でヒアルロン酸注入という治療を行いましょう。ヒアルロン酸を注入すると肌にハリが復活し、たるんでいた肌が上に持ち上がります。結果、ほうれい線が消え、ほうれい線のない若々しい印象の肌を手に入れることができるのです。なお、ヒアルロン酸注入の施術方法は、注射針でヒアルロン酸を注入するだけの治療なので、美容外科の利用がはじめてという方、手術が怖いという方、ダウンタイムのない施術方法を求める方などに大変おすすめです。手術の必要がないだけあって、価格も他の治療や施術方法より安価な傾向にあります。
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ウルトラセル
マシンほうれい線を改善するには、化粧品やエクササイズでは限界があります…本気で改善したい方には、美容外科での施術がおすすめです。施術というと怖く感じるかもしれませんが、ほうれい線や顔のたるみ改善の治療はマシンで出来る『切らない治療』が沢山あります。
今回ご紹介するのは、ウルトラセルというマシンを使った切らない施術法です。レーザーや高周波(RF)と高密度焦点超音波(HIFU)を用いて真皮から真皮上層、皮下組織筋肉に熱作用を与えることで、シワやたるみ、ほうれい線といった年齢肌の悩みを解消するものになります。肌深層の表情筋層に作用するため、高い効果が得られます。 -
マエストラRF
マシンほうれい線をはじめとする顔のたるみ症状に効果的な治療や施術方法の中には、薄いほうれい線や一部のたるみ症状にしか効果がないものもあります。せっかく美容外科を利用するなら、すべてのたるみ症状に効果を発揮してくれる施術方法がいいですよね。そこでおすすめなのが、マエストラRFです。マエストラRFは、ほうれい線はもちろん、顔全体のたるみの改善に効果的な治療法。むくみ解消や小顔効果も期待できるというから驚きです。施術方法ではマシンを使い、手術も必要なし。低リスクな施術方法で顔全体のたるみを確実に改善したいという方におすすめです。なお、マエストラRFは最先端のマシンでもあるため、取り扱いのない美容外科もあります。マエストラRFでほうれい線や顔のたるみを改善したいという方は、マエストラRFの取り扱いのある美容外科を利用しましょう。
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スマスアップ
マシンスマスアップは、熱エネルギーでリンパの流れや皮下組織の血行を改善する治療です。筋肉をめいっぱい活性させることで、身体全体の皮下脂肪の減少を促進したり、顔のリフトアップをしたりすることができます。
この治療を施すことで得られる効果は、しわやほうれい線の解消、小顔効果、美肌、アンチエイジングなどです。また、眼瞼下垂の改善にも効果があるといわれています。これらの効果の持続性は比較的長く、満足できる仕上がりを長期間維持することが可能です。
そんなスマスアップは、マシンを使用した画期的な施術方法であるためメスを使用することは一切ありません。そのため、顔に傷を作りたくないという人でも気軽に治療を受けることができます。 -
レディエッセ
注射ほうれい線を解消するためには、美容外科での施術が効果的です。美容外科での施術方法には様々なものがありますが、ここでご紹介するのは、レディエッセという施術方法です。
レディエッセは、カルシウムをベースにした粒子を使用した皮膚充填剤を皮膚に注入することでほうれい線やシワなどを治療するもの。メスを使って皮膚を切開する外科的な施術方法よりも身体への負担が軽く、また、レディエッセは一年以上かけてゆっくりと体内に吸収されていくため、ヒアルロン酸やコラーゲンをベースとした皮膚充填剤の注入よりも長期的な効果が実感できるとされています。
また、注入後すぐに効果を実感でき、若々しく自然な表情を取り戻せるというのも人気の理由です。 -
スレッドリフト
切開スレッドリフトは、伸縮性のある特殊な糸を使用してほうれい線やたるみの解消に効果的な施術方法です。使用する糸には一定間隔に突起がついており、これを皮下に挿入することでたるみを引き上げ、ほうれい線を解消します。また糸は、溶けにくく、伸縮性・弾力性ともに抜群です。そのため、効果を長く維持できるほか、治療後に表情が強張るといったことがありません。自然かつ立体的な仕上がりになる点がスレッドリフトの特徴です。
なお、スレッドリフトを取り扱うクリニックの中にはメスを使わずに施術できるところもあり、、「切らない治療」をお望みの方におすすめです。治療時間は20~30分程度。各クリニックによって若干異なるため、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。 -
ハッピーリフト
切開ハッピーリフトは、スレッドリフトの一種。専用の糸を皮膚内に埋め込み、肌を引き上げる治療でほうれい線やたるみを解消します。そのため、ほうれい線やたるみに悩んでいる人はもちろん、アンチエイジング効果をお望みの方におすすめの施術方法です。使用する糸にはとげ状の返しがついており、これらが組織を中央に引き寄せる役割を担っています。加えて糸は、身体に吸収される性質を持っているため、体内に異物が残るリスクは一切ありません。
また、メスを使用しない「切らない治療」であるため、顔に傷がつく心配もほとんどありません。なお、ハッピーリフトという名称はイタリアのPromoItalia社が開発した糸の名でしたが、そのまま治療名としても採用されています。 -
イントラジェン
マシンイントラジェンとは、お肌の負担を最小限に抑えたほうれい線の治療法です。施術方法は、RFと呼ばれる高周波をお肌に照射し、真皮下層に熱を与えてコラーゲン繊維の収縮を働きかけるというものです。お肌にメスを入れずにほうれい線を解消することができるため、痛みや刺激に弱い人に最適の施術方法といえます。
さらに、イントラジェンの施術方法には一次効果と二次効果があります。一次効果でお肌のハリがアップし、リフトアップ効果を実感することができます。二次効果では、お肌の内部でコラーゲン生成が促進されるためお肌のうるおいもアップします。痛みを抑え、なおかつ確実にほうれい線を治療したいという人には、このイントラジェンが適しています。 -
サーマクール
マシンサーマクールは、「切らないたるみ治療」として日本の美容外科ではスタンダードとなっている施術方法。
この施術方法では、皮下組織まで熱を照射することで皮膚はもちろん脂肪層の引き締めを行うことができるため、効果的なリフトアップが可能です。また、コラーゲン生成を促すため、ハリや潤いのある肌作りにも役立ちます。
肌のたるみは年齢肌にありがちなお悩みのひとつ。たるみはほうれい線をつくりだす要因ともなってしまいます。若々しく活き活きとした表情をキープするためには、たるみやほうれい線を解消するのが一番。そのためのケアとして美容外科で受けるサーマクールはとてもおすすめです。今回は、サーマクールのメリットやデメリット、施術方法について詳しくご紹介します。