専門用語を解説施術辞典
ここでは、顔のたるみ・ほふれい線の治療法について詳しくご紹介します。
治療と一言で言っても代表的な機器を使ったものだけではありません。取り扱っているクリニックはあまり多くありませんが、スレッドリフトという機器を使わず糸で引き上げる治療もあります。重要なのは、あなたの症状に合った治療がそのクリニックで取り扱っているか。ということ。まずは、どのような治療法があるのかをチェックしてみてくださいね!
顔のたるみ・ほうれい線の治療方法
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ヒアルロン酸リフト
注射顔のたるみ・頬のたるみ・ほうれい線は、筋肉や肌細胞の老化による脂肪の下垂によって進行します。ヒアルロン酸リフトでは、加齢によって減少してしまった部分にボリュームを足したり、土台を作ったりすることで、顔全体のバランスを整えながら立体的なリフトアップが可能な治療法です。 またヒアルロン酸リフトは、糸リフトに似た効果が期待できることから、糸リフトには抵抗があるものの、顔のたるみを改善したい。という方にも人気のある治療法です。例えば頬に注入する場合、リフトアップ効果の発揮や、頬コケの改善だけでなく、肌の水分が保持されることによる潤いアップ・ハリ改善も期待ができます。 ハイフ・糸リフトなど、ヒアルロン酸リフト以外にも顔のリフトアップを目的とした治療法は色々とありますが、ボリュームアップも同時にできるのはヒアルロン酸リフトのみですので、ほうれい線などのシワを改善したい方におすすめのリフトアップ治療ではないでしょうか。
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ライムライト
光治療ライムライトとは、日本人医師によって、日本人の肌向けに開発された光治療器のことです。 メジャーなレーザー治療器はメラニンの少ない欧米人向けに開発されているのですが、ライムライトはメラニンの多い日本人にも効果が発揮されるように設計されています。メラニンを排出する作用があるので「茶色い目のクマ」の改善に効果的。また、日本人によく見られる「薄いシミ」の治療にも優れた効果を発揮し、他にもそばかすやくすみ・小じわや毛穴の開き・赤ら顔やニキビ跡などさまざまな肌トラブルを改善に導きます。 施術中の痛みやダウンタイムが少ないため、患者さんの負担が小さいのも嬉しいポイント。施術後すぐにメイクもできます。会社勤めなどで施術後のお休みが確保できないような方も気軽に受けられる、目のクマ・肌質改善治療のひとつです。
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ヒアルロン酸注入
注射ヒアルロン酸は、美容外科の治療・施術方法で欠かせない成分のひとつです。ヒアルロン酸は、もともと私たちの身体の中に存在しているムコ多糖類の一種であり、細胞と細胞をつなぐという高い保湿力を兼ね揃えた物質です。しかし、ヒアルロン酸は年齢とともに減少していきます。私たちの肌が加齢と共にたるんだりハリを失っていくのも、ヒアルロン酸の減少が深く関与しています。そこで、美容外科でヒアルロン酸注入という治療を行いましょう。ヒアルロン酸を注入すると肌にハリが復活し、たるんでいた肌が上に持ち上がります。結果、ほうれい線が消え、ほうれい線のない若々しい印象の肌を手に入れることができるのです。なお、ヒアルロン酸注入の施術方法は、注射針でヒアルロン酸を注入するだけの治療なので、美容外科の利用がはじめてという方、手術が怖いという方、ダウンタイムのない施術方法を求める方などに大変おすすめです。手術の必要がないだけあって、価格も他の治療や施術方法より安価な傾向にあります。
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ウルトラセル
HIFUほうれい線を改善するには、化粧品やエクササイズでは限界があります…本気で改善したい方には、美容外科での施術がおすすめです。施術というと怖く感じるかもしれませんが、ほうれい線や顔のたるみ改善の治療はマシンで出来る『切らない治療』が沢山あります。
今回ご紹介するのは、ウルトラセルというマシンを使った切らない施術法です。レーザーや高周波(RF)と高密度焦点超音波(HIFU)を用いて真皮から真皮上層、皮下組織筋肉に熱作用を与えることで、シワやたるみ、ほうれい線といった年齢肌の悩みを解消するものになります。肌深層の表情筋層に作用するため、高い効果が得られます。 -
マエストラRF
RFほうれい線をはじめとする顔のたるみ症状に効果的な治療や施術方法の中には、薄いほうれい線や一部のたるみ症状にしか効果がないものもあります。せっかく美容外科を利用するなら、すべてのたるみ症状に効果を発揮してくれる施術方法がいいですよね。そこでおすすめなのが、マエストラRFです。マエストラRFは、ほうれい線はもちろん、顔全体のたるみの改善に効果的な治療法。むくみ解消や小顔効果も期待できるというから驚きです。施術方法ではマシンを使い、手術も必要なし。低リスクな施術方法で顔全体のたるみを確実に改善したいという方におすすめです。なお、マエストラRFは最先端のマシンでもあるため、取り扱いのない美容外科もあります。マエストラRFでほうれい線や顔のたるみを改善したいという方は、マエストラRFの取り扱いのある美容外科を利用しましょう。
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レディエッセ
注射ほうれい線を解消するためには、美容外科での施術が効果的です。美容外科での施術方法には様々なものがありますが、ここでご紹介するのは、レディエッセという施術方法です。
レディエッセは、カルシウムをベースにした粒子を使用した皮膚充填剤を皮膚に注入することでほうれい線やシワなどを治療するもの。メスを使って皮膚を切開する外科的な施術方法よりも身体への負担が軽く、また、レディエッセは一年以上かけてゆっくりと体内に吸収されていくため、ヒアルロン酸やコラーゲンをベースとした皮膚充填剤の注入よりも長期的な効果が実感できるとされています。
また、注入後すぐに効果を実感でき、若々しく自然な表情を取り戻せるというのも人気の理由です。 -
糸リフト(スレッドリフト)
糸糸リフト(スレッドリフト)は、糸を使用した切らないリフトアップ。伸縮性のある特殊な糸を使用してほうれい線やたるみの解消に効果的な施術方法です。使用する糸には一定間隔に突起がついており、これを皮下に挿入することでたるみを引き上げ、ほうれい線を解消します。挿入する糸は、溶けにくく伸縮性・弾力性ともに抜群なので、効果を長く維持できるほか、治療後に表情が強張るといったことがありません。自然かつ立体的な仕上がりになる点が糸リフトの特長です。 なお、糸リフトを取り扱うクリニックの中にはメスを使わずに施術できるところもあり、「切らない治療」を希望される方におすすめです。治療時間は20~30分程度。クリニックによって若干異なるため、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
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フェイスリフト
切開フェイスリフトは、 顔全体のたるみの本格的な治療法で、外科手術によってたるんだ頬を引き上げる治療です。レーザー治療や注入治療に比べるとしっかりとしたシワ・たるみの改善が期待でき、1回の手術で10年以上持続するとも言われています。定期的な治療は不要ですが、【切る治療】なので治療のリスクが高いことも確かです。切るフェイスリフトは皮膚を剥離する治療になりますので、麻酔は静脈麻酔や全身麻酔を使用します。治療時間が長いことや、治療後のダウンタイムも長くなりますので、治療によるリスクについては事前にしっかりと確認しましょう。
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ボルニューマ
RFボルニューマは、お肌の真皮・脂肪層までRF(高周波)を照射することができる治療器で、照射することで脂肪層の引き締めや、顔のたるみの改善します。また治療することで、真皮内のコラーゲンの増生も促されるため、肌のハリ・リフトアップやシワ改善効果が期待できます。熱の照射力が強い機器の場合はどうしても痛みが伴いますが、ボルニューマには冷却機能が搭載されており、治療中の痛みも軽減されています。また、ボルニューマには4種類のチップが搭載されており、顔全体、顎や首元だけ、皮膚の薄い目元など、様々な部位に対応が可能です。
ここでは、そんなボルニューマと、従来のRF(高周波)治療機器との違いや特徴、メリット・デメリットについてご紹介します。 -
サーマクール
RFサーマクールは、「切らないたるみ治療」として日本の美容外科ではスタンダードとなっている施術方法。
この施術方法では、皮下組織まで熱を照射することで皮膚はもちろん脂肪層の引き締めを行うことができるため、効果的なリフトアップが可能です。また、コラーゲン生成を促すため、ハリや潤いのある肌作りにも役立ちます。
肌のたるみは年齢肌にありがちなお悩みのひとつ。たるみはほうれい線をつくりだす要因ともなってしまいます。若々しく活き活きとした表情をキープするためには、たるみやほうれい線を解消するのが一番。そのためのケアとして美容外科で受けるサーマクールはとてもおすすめです。今回は、サーマクールのメリットやデメリット、施術方法について詳しくご紹介します。