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自分のタイプはどれ?目のクマの種類
まず、クマの種類を把握しましょう。目のクマには、大きく分けて3つの種類があります。その種類は、以下の通りです。
■茶クマ
茶クマとは、茶色く黒ずんだクマを指します。目の下だけでなく、上まぶたも黒ずむなど目の周り全体が黒ずむこともあるのが特徴です。目の下(クマのある部分)の皮膚を下側に引っ張っても色が変わらなければ、茶クマといえます。
茶クマは、主に色素沈着が原因です。メイク落としや洗顔、スキンケアなどで目を擦りすぎていたり、普段から目を擦る癖があったり、紫外線のダメージなどでも色素沈着は起こります。また、目のクマを改善しようと目元マッサージを強い力でしすぎるのも、色素沈着の原因となります。
■青クマ
青クマとは、目の下がうっすらと青いクマを指します。目の周りの毛細血管が透けて見えている状態を指し、目の下(クマのある部分)の皮膚を下側に引っ張ると少し薄くなるのが特徴です。
青クマは、血行不良が主な原因です。目の周りには、たくさんの毛細血管が集まっています。血行が悪くなると血液が静脈内に停滞することから、それが青く透けて見えてしまうのだとか。眼精疲労や寝不足、ストレスや冷えなどで血行不良が生じ、青クマができてしまいます。
■黒クマ
黒クマとは、目の下がくぼんで影に見えるクマを指します。茶クマや青クマはコンシーラーなどである程度隠せますが、黒クマはメイクで隠しきれないのが特徴です。
黒クマは、加齢が主な原因です。年齢を重ねることで目の周りの脂肪が萎縮したり、たるみにより皮膚がへこんだりすることでくぼみが生じ、影に見えてしまいます。また、生まれつき目の下に脂肪が少ない方も黒クマができやすいといえます。
ヒアルロン酸注入は黒クマ改善に効果的!
茶クマは目の擦りすぎに注意したり、紫外線対策をしっかり行ったりすることで改善できます。また、青クマは、生活習慣に気を遣い目の周りの血行不良を招かなければ改善できます。一方、加齢や生まれつき目の下に脂肪が少ないことでくぼみが生じる黒クマは、どう改善すればよいのでしょう。年を取らないわけにはいきませんし、生まれつきの体の特徴はどうすることもできません。
そんな黒クマは、目の下にボリュームを持たせることで改善できますので、ヒアルロン酸注入がおすすめです。ヒアルロン酸を目の下に注入し、適度なボリュームを持たせることで、黒クマの改善に期待ができます。
ヒアルロン酸を用いた目のクマの治療法
黒クマのヒアルロン酸治療では、ヒアルロン酸を皮内・皮下に注入し、くぼんだ部分を持ち上げます。そうすることでくぼみがなくなり、黒クマが目立たなくなるのです。また、ヒアルロン酸を注入して肌を持ち上げると、黒クマが改善できるだけでなく、シワやたるみの改善にもつながります。
施術時間は1時間ほどで、痛みはほとんどありませんが、人によっては違和感が3日~5日ほど続くことがあります。術後から洗顔やメイク、シャワーも可能です。注入後の注意点としては、部位を強く擦ったり、長時間体を温める入浴、過度な運動は避けましょう。術後の通院の必要はありません。治療前のカウンセリング時には、自分の抱えている治療に関する不安やダウンタイム、リスクについて一通りドクターに確認しておきましょう。
目のクマ治療、ヒアルロン酸注入のメリット
ヒアルロン酸はもともと人の体内に含まれる成分のため、アレルギー反応を起こすことはほとんどありません。ですが中には、安全性の高い成分とはいっても、物質を顔に注入することに抵抗感のある方もいるかもしれません。ヒアルロン酸の場合は、数ヶ月や数年経つと体内に吸収されるため、安心して治療を受けられます。また、治療中の痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどないのも魅力的です。術後、通院の必要もないことから、日帰り・会社帰りに気軽に治療を受けられます。ヒアルロン酸自体が保湿成分でもあることから肌の潤いを保てたり、シワやたるみを改善できたりするのも嬉しいポイントです。
黒クマがあっても、年齢のせいだからどうしようもないと感じたり、生まれつきだからどうしようもないと諦めて、お化粧でごまかしている方もいるかもしれません。
治療に抵抗がある方はヒアルロン酸注入治療から検討してみてもいいかもしれないですね。クマ1つで顔の印象も大きく変わるはずです。