目のクマのコラム

目のクマのコラム

目のクマ治療に迷ったら! お役立ち総合情報ページ

「セルフケアでは限界を感じる目のクマ…美容皮膚科や美容外科での治療も気になるけど、わからないことや不安が多く、足を踏み出せずにいる。」
そんな目のクマ治療を検討している方の役に立つ情報を今回はまとめました。病院?クリニック?どちらがいいか?施設別のメリット・デメリット。施術方法や費用など事前に知っておくことで目のクマ治療への不安を解消できるかもしれません。ぜひご参考にしてみてください。

 

1.どんなところで治療ができるのか?

目のクマ治療は「美容皮膚科」と「美容外科」で受けることができます。両者それぞれのメリット・デメリットを確認して、ご自身にあった施設を選びましょう。


美容皮膚科の場合

■メリット

自分の家の近くにあるので、通いやすい
都市部に集中している美容外科とは異なり、皮膚科はホームタウンにも多く存在しているため「通いやすい」というメリットがあります。自宅近くのクリニックであれば、カウンセリングや通院などに掛かる交通費も安く済みます。

費用が比較的安くすむ
皮膚科で施術されるクマ治療は、保険が適用される場合があります。施術内容や症状にもよりますが、費用が比較的安く済むことは、大きなメリットといえます。

■デメリット

機器(レーザー)での治療がメインなので症状によっては効果が感じにくい場合も
皮膚科で行うクマ治療は、機器(レーザー)を使用したものがメインです。しかし、クマの症状やタイプによっては、レーザー治療が向いていない場合もあります。例えば、レーザー治療は色素沈着した“平らな”クマには効果的ですが、皮膚のたるみによる“ふくらんだ”クマの場合は効果が得られにくい場合があります。

1回で終わらず、数回に渡って通う場合も
ご紹介したレーザー治療は、一度では十分な効果が得られません。約一週間に1回の頻度の治療を、合計4~5回受けることが推奨されています。一度でわかりやすい効果がほしい方には不向きといえます。


美容外科の場合

■メリット

治療メニューの幅が広い
多くの美容外科では、目のクマの症状に合わせた幅広い治療法を提供しています。メスを使う外科治療とレーザー機器などを使用する治療、どちらにも対応していることが多く、さまざまな治療方法の中から、ご自身の希望や、症状に沿った施術方法を選択することができます。

日帰り施術が可能な治療法が多い
美容外科の場合、大体の治療が日帰り可能です。麻酔を使う施術でも、施術後は麻酔がある程度きれたら当日帰宅できるケースがほとんどです。また施術時に使用する麻酔を最小に抑えているようなクリニックもあるので、「麻酔量」に注目をしてクリニックを選ぶこともできます。

■デメリット

価格が比較的高め
美容外科の治療は、健康状態改善のための治療ではなく、見た目の美しさの向上を目的とする治療であるため、保険適用外である場合がほとんどです。そのため、皮膚科よりも治療費が高額になる場合があります。

多くあるクリニックの中で、どこを選ぶべきかの判断が難しい
専門性の高い美容外科ですが、施設数が豊富でどこを選ぶべきか判断が難しいというデメリットがあります。満足のいく治療を受けるためにも、いくつかのクリニックに足を運び、カウンセリングを受け、技術力のあるクリニックを見極める必要があるでしょう。

 

2.どんな治療法があるのか?

目のクマの治療法を7種類ご紹介します。ご自身のクマの症状を診断し、症状に合わせた施術内容を選んでくれる医師を探すことが大切です。そのためにも、まずはどのような治療方法があるのかを学んでいきましょう。

 

●脱脂術
脱脂術は、レーザーメスを用いて最低限の皮膚を切開し、余分な脂肪を除去するというもの。目の下にできた、凸凹の影が原因のクマ改善に効果のある治療法です。

●脂肪注入
脂肪注入は、目のクマ部分にあるくぼみに脂肪を注入し、自然なふくらみを作ります。クマ部分が凹んでしまって黒く見えている、黒クマ改善に効果的です。注入する脂肪は、患者さん自身の目の下の余分な脂肪やお腹、太腿の脂肪を使用します。自分自身の脂肪を使うため、安全性に優れているといえます。

●ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、クマを切らずに治療する方法です。目の下にヒアルロン酸を注入することで皮膚にハリと弾力を持たせ、目のクマの改善を目指すというもの。ヒアルロン酸は、もともと人体に存在する物質なので、身体に負担をかけずに治療を行うことができます。

●アグネスリフト
目のクマの原因のひとつである、皮膚や脂肪のたるみ。この症状の治療方法として有名なものが、「アグネスリフト」です。極細の針を用いて肌に高周波レーザーを照射することで、肌表面からレーザーを照射するよりも高い皮膚再生効果が期待できます。

アグネスリフトの施術を受けると、真皮が引き締まり、脂肪が収縮。さらにコラーゲンの生成も促されるので、クマの大幅改善が期待できます。

●裏ハムラ法
裏ハムラ法は、下まぶたのたるみやしわが気になる方におすすめの治療法です。皮膚を切らずに目の下の脂肪を移動させるので、皮膚にメスを入れたくない方や、自然な目元に仕上げたい方はご検討してみてはいかがでしょうか。

●レーザー治療
レーザー治療は、目の下にできてしまった黒い色素沈着の改善や、皮膚中のコラーゲンやヒアルロン酸量をアップさせて、クマを改善していく治療法です。レーザーをお悩みのパーツに照射するだけなので、肌を傷付ける心配がありません。

レーザー治療には、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促すものや肌のターンオーバーを促進させるもの、美白効果が望めるものなどさまざまな種類があります。ご自身の希望に合ったものを選びましょう。

●ハムラ法
ハムラ法の施術では、下まぶたの脂肪を切開し、骨の下に移動させます。脂肪を膨らんだところから足りていないところへ移動させることで、美しい見た目にすることができます。加齢が原因で脂肪が降りてきてしまい、クマができてしまった場合に効果のある治療法です。

 

 

3.費用はどれくらい?

料金相場は、治療の種類やクリニックによってさまざま。今回は、平均的な費用をレーザー治療と脱脂術を例にしてご紹介します。

 

美容皮膚科の場合

●レーザー治療…10,000円~20,000円/回
「ジェネシス(YAGレーザーピーリング)」という、比較的安価なレーザー治療は、一回につき10,000円~20,000円の治療を5回以上繰り返す必要があります。皮膚にレーザーをあててコラーゲンの生成を促すことで、皮膚にハリや弾力が戻りクマを改善する効果が期待できます。

 

美容外科の場合

●レーザー治療…30,000円~50,000円/回
上記と同様の施術内容ですが、美容外科で行うレーザー治療は種類が豊富。また、価格もクリニックによってさまざまです。相場は相場として捉え、ご自身の希望施術内容や予算を照らし合わせて調べましょう。こちらも、より確実な効果を得るためには何度か通院する必要があります。

●脱脂術…200,000~300,000円/回
高音波レーザーで目の下の余分な脂肪を切開する脱脂術は、クマ治療の施術のなかでも特に高い技術を要します。他の治療よりも高額ですが、それだけ専門性のある施術が受けられます。格安を売りにしているクリニックでは、あまり導入されていません。
 

4.「安くすませたい」「即効性がほしい」そんなワガママを叶える施術法

費用・即効性・永久性の3つのポイントに分けて、おすすめの治療法をご紹介します。

 

費用を安く抑えたい!

費用を安く抑えたい方は、美容クリニックの「スタックトーニング(レーザートーニング)」がおすすめ。肌の生まれ変わりをスムーズにして、茶色く沈着してしまったメラニンを追い出してクマを改善します。また、新しいクマの生成を抑える効果もあります。1回の価格は約20,000円。1週間に1回程度のペースで4~5回通うことが推奨されているため、トータルで考えると激安とはいえませんが、それでも脱脂術などよりは出費を抑えられます。

即効果を感じたい!

即効果を感じたい方は、美容外科やクリニックのヒアルロン酸注入がおすすめ。ダウンタイムが短いため、気軽に施術を受けることができます。お仕事で忙しい方などに向いている施術といえます。ただし、患者さんのなかにはヒアルロン酸が体質的にあわない方もいます。そのような心配がある場合は、ヒアルロン酸分解注射で施術前の状態に戻す施術を提供しているクリニックを選ぶとよいでしょう。

永久的な効果がほしい!

加齢により変化し続ける目元の施術において、永久に効果を持続する施術は残念ながら存在しません。しかし、施術内容の組み合わせを工夫することで、長年効果を持続させることは可能です。例えば、クリニックの脱脂術と脂肪注入を組み合わせれば、10年程度の治療効果を発揮します。

 

5.美容皮膚科、美容外科を選ぶ際のポイントは?

施術を決意する前に、必ず足を運んで、自分の目で施設の良し悪しを見極めましょう。以下では、病院やクリニックを選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。

 

まずはカウンセリングで自分自身とクリニックについて学びましょう

ホームページや口コミサイトを見て、気になる医院やクリニックがあればカウンセリングを受けてみましょう。信頼できる医師を見分けるには、カウンセリングで医師の対応を直接確認することが近道。自分のクマの原因、治療にかかる費用や治療後に身体に起こる変化など、細かい部分まで丁寧に説明してくれる医師のいる施設を選びましょう。なお、カウンセリングに行く時間がなくても、メール相談をしてくれる医院もあります。そういった窓口の広さも良いクリニックを見極める際のポイントといえます。

診断力、提案力のある医師かどうか

目のクマは一人ひとり症状が異なります。患者さんのクマの原因が何かをきちんと診断して、適切な治療を提案できるかどうか、医師の技量が試されています。クマの原因をきちんと解明・説明をし、さらに患者さんの予算や仕上がりイメージに合った治療方法を提案できる医師を選ぶことが大切です。

自分がその治療で納得できるか?

当然のことですが、医師が提案した治療内容に、必ずしも同意しなければいけないわけではありません。少しでも疑問点や不安があればその都度確認を取り、自分の希望する仕上がりイメージをしっかりと伝えることが大切です。カウンセリングで勧められた治療方法を一度自宅に持ち帰り、ゆっくりと考える時間をつくることが、最終的に満足のいく治療を受けられるコツです。

 
 

まとめ

目元の皮膚はとても薄く、デリケートな部分です。セルフケアでは悪化していく場合もありますので注意しましょう。美容皮膚科・美容外科で目のクマを改善したい。と思っている方には、カウンセリングを受けに行くことをおすすめします。自分のクマはどんな状態なのか?どんな治療法が適切なのか?などをまずは知りましょう。満足のいく仕上がりを実現するためにも、ご自身に合ったクリニック、医師、治療法を見つけてくださいね。

この記事を読んでいる人は
こちらの記事もよく見ています★

クマ治療の『モニター』について
クマ治療に強い!美容外科ランキング

関連記事

おススメ記事