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男性が老化を感じやすいパーツって?その原因を解剖
老化を気にする男性のお悩みとしてよく聞かれるのが、目のクマや顔のたるみ、ほうれい線です。
女性のようにメイクで隠すわけにもいかず、また人にも相談しづらいため、ひとりで悩んでいる方がとても多いようです。また「目のクマやたるみが目立つせいで、いつも疲れているように見えてしまう」「ほうれい線が濃いせいで顔に陰ができ、いつも不機嫌な表情に見えてしまう」というように、目のクマやたるみ、ほうれい線によって人に与える印象が悪くなることを気にするのも男性の特徴。
すぐにでも改善したいこれらの症状は、残念ながら、加齢とともに深刻化することがほとんど。放っておいても改善は見込めないため、できるだけ早く適切なケアを行うことが大切です。そこでまずは、目のクマやたるみ、ほうれい線ができる原因を知ることから始めましょう。
▶目のクマの原因
「目のクマ」と一口にいっても実は、目のクマは1種類ではありません。クマには大きく分けて4種類あり、それぞれ原因が異なります。まずは、鏡を見てクマの色をチェックしてみましょう。
青っぽいクマ
原因:血行不良
冷え性や睡眠不足、長時間のパソコン作業による目の使いすぎなどに心当たりがある方は、青グマができやすくなります。また、肌が白い方も、青グマが目立ちやすくなります。
赤っぽいクマ
原因:目の下の皮膚や脂肪のたるみ
年齢を重ねると、皮膚や脂肪がたるんで赤グマができやすくなります。目の下の涙袋が目立つ方や、クマ自体がぷっくりふくらんでいる場合、このタイプの可能性が高いといえます。
黒っぽいクマ
原因:目の下の皮膚の凹み、くぼみ
老化によって目の下の皮膚に凹凸が生じている場合、それが影となって黒グマになることがあります。顔の脂肪が少ない方や頰がたるんで目元が貧相になっている方に起こりやすい症状です。
茶色っぽいクマ
原因:色素沈着
女性の場合には落としきれていないメイクの色素が沈着し、茶グマになることがあります。男性でも、よく目をこする方や肌がくすんでいる方は、茶グマができやすい傾向があります。
▶目元のたるみの原因
目元の皮膚がたるむ原因は、主に3つあります。
ひとつ目は眼球を支える靭帯がゆるみむことで眼球が下がり、目の下の脂肪が前方に押し出されること。ふたつ目は、下まぶたの皮膚や眼輪筋(目のまわりをドーナツ状に覆っている筋肉)のゆるみ。3つ目は、頰の皮膚がたるみ目元のふくらみが強調されること。こういった現象が起きる根本の原因は老化です。年齢とともに目のまわりの筋肉やじん帯、皮膚が衰え、たるみを生じさせてしまいます。
▶ほうれい線の原因
ほうれい線が深く濃くなる原因のひとつは、頰のたるみです。加齢によって皮膚の弾力やハリが失われたり、表情筋が衰えたり、皮下脂肪が蓄積したりすることによって頰がたるんで下がったままになると、ほうれい線が目立つようになります。また、肌の乾燥によって小じわが増えると、それがやがてほうれい線になってしまいます。
自宅でトライ!男性のアンチエイジング方法をご紹介
目のクマ・たるみ、ほうれい線ができる原因がわかったところで、早速今日から始められるセルフケアをご紹介します。
▶目のクマのセルフケア
クマが目立つ方は、血行不良を改善するためにホットタオルで目元を温めてみましょう。タオルを濡らして電子レンジで数十秒~数分加熱し、気持ちいいと感じる温度に温まったら、目の上に置きます。お風呂上がりや朝の洗顔時のケアに取り入れるのがおすすめです。
また、睡眠不足や冷え性を改善するために、日々の生活を見直すことも大事です。このほか、目を酷使するような長時間のパソコン作業、スマホの閲覧はできるだけやめ、適度に目を休めるように心がけてください。
なお、クマを改善しようと目のまわりをマッサージする方がいますが、これは要注意。目のまわりの皮膚は非常にうすいため、皮膚や筋肉を傷め、かえってたるみや黒ずみなどを引き起こしてしまうおそれがあります。
▶目元のたるみのセルフケア
目元のたるみを予防・改善するには、眼輪筋を鍛えるのが効果的です。簡単にできますので、ぜひやってみてください。
①目を閉じます
②そのままぎゅーっと力を入れ、ゆっくりと目を閉じていきます
③閉じきったら5秒キープ
④少しずつ目の力を抜いていきます(目は閉じたままで)
⑤そのままの状態で、眉を思いっきり上げます
⑥目をパッと開き5秒キープ
⑦ゆっくりと自然な状態に戻します
このエクササイズを、1日に数回行ってみましょう。たるみだけでなく、クマの予防・改善も期待できます。
詳しい方法はこちらの記事で👉生まれつきのクマを解消! 眼輪筋トレーニングと血行改善方法
▶ほうれい線のセルフケア
ほうれい線の予防・改善には、肌を乾燥させないことが大切です。男性のなかには、お風呂上がりや洗顔後に化粧水や乳液などを何もつけない方も多いかもしれません。しかし、これでは肌が乾燥し、小じわやほうれい線を招いてしまいます。まずは、スキンケアの習慣をつけ、肌に潤いを与えましょう。
また、表情筋を鍛えるための「ベロ回し体操」もおすすめです。顔のむくみが気になるときにも効果があるので、ぜひ実践してみてください。
①口を閉じます
②舌を歯の表面に沿わせながら、口内をぐるりと1周回します。
これを左右で20回ずつ行います。簡単なエクササイズですが、ふだん動かさない筋肉を刺激し、血行も促進されるため、ほうれい線対策にぴったりです。
詳しい方法はこちらの記事で👉ほうれい線を消す、手軽で簡単「ベロ回しエクササイズ」!
こういったケアで最も大切なのは、「毎日継続的に行う」ということです。お風呂上がりや洗顔後のスキンケアの一貫として取り入れましょう。また、すぐに効果が実感できるというものではありませんので、ある程度長期間続けることが大切です。
しっかり治せる、男性におすすめしたいクリニック
セルフケアは、目のクマやたるみ、ほうれい線がこれ以上深刻になるのを予防するために有効ですが、セルフケアだけでは限界があるのも事実。効果を早く求める方は、美容外科クリニックでの治療がおすすめです。「美容外科クリニックって、女性が行く場所でしょ」と思っている方が多いかもしれませんが、基本的にクリニックは予約制なので、待合室で女性に囲まれる心配もありません。また、最近は男性向けのアンチエイジング施術を取り扱うクリニックがたくさんあり、「実は、美容外科で治療を受けている」という男性が増えてきています。単純に顔を整形するのではなく、元の姿に戻したい。というアンチエイジング(若返り治療)を求める男性のために、男性の施術実績の高い美容外科クリニックをご紹介します。
■おすすめクリニック(目のクマ・目の下のたるみ編)
【Theoryクリニック】 https://theory-clinic.com/
Theoryクリニックは、男性向けの目のクマやたるみ改善治療に力を入れているクリニック。目のクマ・たるみ治療を受けている患者さんの約3割が男性で、年齢層も20代から60代まで老若男女問わず支持されています。治療法は、目の下の脂肪除去治療やヒアルロン酸注入、レーザートーニングなど。カウンセリング、施術、アフターケアと、すべてドクターが担当するオーダーメイド治療で、多くの患者さんから支持されています。
【大塚美容外科・歯科】 https://www.otsuka-biyo.co.jp/
大塚美容外科・歯科は、アンチエイジング施術に強いクリニックです。目のクマやたるみの施術には、ヒアルロン酸注入や脱脂法、レディエッセの注入、切開施術など。自然な表情を損なわずにクマやたるみを改善する施術は、女性はもちろん男性からも人気があります。人に知られずにこっそりアンチエイジング施術を受けたいという人でも、安心して施術が受けられます。
【ゴリラクリニック】 https://gorilla.clinic/
ゴリラクリニックは、業界でも数少ない男性専門の総合美容クリニックです。女性の目が気にならないので、通いやすいのではないでしょうか。また、骨格や肌質などを考慮し男性向けに最適化された施術内容が用意されているのは、男性専門クリニックだからこそ。一人一人の症状や要望に見合った効果的な施術が期待できます。
■おすすめクリニック(ほうれい線編)
【高須クリニック】 http://www.takasu.co.jp/
高須クリニックは、男性への美容治療を積極的に行っているクリニックです。美容整形や肌ケアのほか、目元やほうれい線のアンチエイジングケアも行っています。40年以上にわたってたくさんの患者さんを診てきたクリニックゆえに、ひとりひとりの症状や要望に添った施術が期待できます。
【湘南美容外科クリニック】 http://www.s-b-c.net/
湘南美容外科クリニックは、男性向けの診療科目を多数設けるクリニックです。ほうれい線対策も、もちろん可能。それゆえに男性からの支持はとても高く、1日あたり約110人(若返り・レーザー・スキンケア関連施術対象)の男性患者さんが施術を受けています。男性専用院もあるため、女性の目が気になるという方にも安心です。
【Theoryクリニック】 https://theory-clinic.com/
Theoryクリニックは、ほうれい線治療に力を入れているクリニックです。ヒアルロン酸注入やマシンを使った痛みのないリフトアップなど、さまざまなケアが受けられます。特に、日本初導入の高周波たるみ治療器「アルテミスシェイプ」を使った施術では、ほうれい線への高い効果が報告されています。