クマ治療は高額なので、簡単には手が出せないという方も多いでしょう。モニターになることで安くクマ治療できるとご存知でしょうか?
この記事では
- クマの種類と対処法
- クマ治療のモニターがやること
- クマ治療モニターになると料金はどうなる?
- クマ治療って何をする?
このような気になるクマについて、分かりやすくご紹介しています。
- 「クマ治療に興味がある」
- 「モニターをしてみたいけれど何をするのかわからなくて不安」
という方は、ぜひ参考にしてください。
クマは主に3種類!原因と家庭でできる対処方法
クマがあると顔の印象が大きく変わってしまうので、なるべく目立たなくさせたいですよね。
メイクでなかなか隠せずに苦労しているという方も多いでしょう。
クマとひとくちに言っても、その種類はさまざまあります。
間違った対処法をするとクマが余計目立ってしまう可能性があるので、まずは正しい知識を身につけていきましょう。
ここでは
- クマの原因
- 家庭で出来る対処法
をご紹介するので、参考にしてください。
黒クマは目の下のふくらみが影になってできる
黒クマとは皮膚が実際に黒くなるわけではなく、まぶたの下のたるみのせいで黒い影が見える状態を言うため、影クマとも呼ばれています。
黒クマの原因は老化現象であることが多く、加齢とともに進行するケースが多いですが、脂肪量などの関係で20代でも黒クマができてしまう人も…。
黒クマは自分で対処する方法はなく、メイクで隠すことも難しいクマです。
青クマは血行不良
下まぶたの皮膚はとても薄いため、眼輪筋という筋肉が透けて見えます。
青クマの主な原因は血行不良ですが、加齢が原因となって皮膚が薄くなったり、頬の上の脂肪が垂れたりすることでも目立つようになるクマです。
ご家庭で対処される場合は
- 普段から睡眠をきちんととる
- 栄養に気を遣った食生活を送る
- ホットタオルを目の上に乗せて血行を良くする
- マッサージをする
このようにすることで、青クマを目立たなくさせることができます
しかし、誤った方法でマッサージをしてしまうと余計に青クマが目立ってしまったり茶グマの原因となったりするので、注意が必要です。
茶グマは色素沈着
茶グマは、下まぶたの皮膚にメラニン色素が沈着して茶色に見えてしまう状態です。
- アイメイクをきちんと落とさない
- 目の周りをマッサージしている
- 日焼け
こういった日常生活が、茶グマになる色素沈着の原因とされています。
- 普段から丁寧に優しくクレンジングをする
- 目の周りを強くこすらない
- 日焼け止めをきちんと塗る
このようにして、茶グマができにくい日常生活を送ることが大切です。
また、普段使っているスキンケア用品を美白のものにすることで、茶グマを目立たなくさせることができます。
茶グマは色素沈着が主な原因ですが、黒クマと混在していることも多く、ご家庭のケアだけでは変化がないこともあるでしょう。
安くクマ治療をするならばモニターがおすすめ!
クマ治療は医師の診断の元で行えますので、素人判断ではわからないクマの種類を見分けてくれたり、適切な対処をしたりしてくれるでしょう。
しかし、美容外科というと「高額な治療費が必要なのでは?」という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめするのが、クマ治療のモニターです。モニターを利用することで、20%~50%安くクマ治療をすることができます。
ここからは
- クマ治療のモニターになるために必要な条件
- 料金相場とモニター料金
- あらかじめ知っておきたいモニターのメリット・デメリット
についてご紹介していきます。
クマ治療のモニターをやる条件
クマ治療のモニターをするためには、いくつか条件があります。
クリニックによって変わってくるので、あくまで一例として参考にしてください。
- 20歳以上であること(親の同意があれば未成年でも可能な場合があります)
- 手術前、手術後の写真を撮影する(撮影回数はクリニックや手術内容によって変化しますが、術前術後・2週間後・1ヶ月後・3ヶ月後・6ヶ月後・1年後など長期にわたる)
- 撮影した写真はクリニックの院内資料として使われたり、宣伝のためにホームページなどに掲載されたりする
- クマ治療の体験ブログを開設し、定期的に投稿する
- 直筆でクマ治療の体験談を記入する
写真に関しては
- 完全に顔出しをした状態
- 目元だけ
など、クリックによって違いますが、顔出しをすることでモニター料金がさらに安くなることもあります。
モニターの条件によって割引率も変わってきますので、無理のない範囲で参加しましょう。
モニターだとどれくらい料金はお得になる?
クマ治療のモニターをするとどれくらい料金をお得になるかを知るために、まずはクマ治療をする際に必要な料金を知っていきましょう。
クマ治療には多くの治療方法がありますので、それぞれの相場料金とモニター料金をご紹介していきます。
≪相場の料金≫
治療方法 | 料金相場 |
---|---|
経結膜的脱脂法 | 200,000~400,000円 |
ヒアルロン酸注射 | 40,000~60,000円 |
ハムラ法(下眼瞼切開) | 300,000~500,000円 |
裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術) | 300,000~500,000円 |
レーザー治療 | 50,000~100,000円 |
経結膜的脱脂法+脂肪注入 | 300,000~700,000円 |
クマ治療のほとんどは保険適用外で、自由診療です。
いずれも安い値段ではないので、治療を受けようと思うと少し物怖じしてしまうでしょう。
モニターになることで割引かれるのは20%から50%が相場なので、数万円から数十万円、定価より安くクマ治療ができます。
クリニックによっては顔出しをした写真を掲載することで、負担額が0円というクリニックも。
「モニターをやる条件」でご紹介した項目をどれくらい達成できるかによって割引率が変わるクリニックもありますし、最初からモニター内容と割引率が決まっていることもあります。
クマ治療モニターのメリット・デメリット
安くクマ治療ができるモニターですが、メリットだけではなく、当然デメリットが存在します。
安いからと飛びつかず、じっくりとデメリットについても理解しておきましょう。
メリット
- クマ治療を安く行える
- モニターでも治療方法がたくさん用意されている
- モニターになることで、クマ治療に対しての知識が深まる
- 顔出しをしたくない場合はアンケートやブログ作成のみなど、クリニックと相談して決めることができる
デメリット
- 何度もクリニックに通わなくてはならない上、交通費は自己負担
- アンケート回答やブログ作成など、治療前・治療後に多くの仕事がある
- 顔出しをしないと割引率が下がる
安くクマ治療を受けられるモニターなので、その分さまざまなことをやらなくてはいけません。
クマ治療前と後の症例写真は、何度もクリニックに通って撮影するケースがほとんどです。
交通費は自己負担というクリニックが多く金銭的な負担も増えるので、「仕事や家庭の事情があって何度も通うのは難しい」という人にはおすすめできません。
しかし、料金を抑えてクマ治療したい人にとっては、20%~50%といった大幅な割引が適用されることは大きなメリット!
顔出しをしたくない人でもモニター治療に参加できる方法はあるので、「周囲の人にバレたくない」という人も安心できるでしょう。
モニターといえど、通常と何ら変わらないクマ治療を受けられますよ。
クマ治療のモニターを募集しているクリニック
モニターでクマ治療を受けたいとお考えの方向けに、クマ治療が受けられる都内のクリニックをご紹介します。
・セオリークリニック
セオリークリニックでは、モニターに参加することで20%~50%の割引が受けられます。
目の下のクマ・たるみを専門に取り扱う医師が在籍しており、患者さんひとりひとりに丁寧に対応してくれる親切なクリニック。
カウンセリング・施術・アフターケアを一貫で行えるなど、安心してクマ治療をうけることができるでしょう。
「初めてのクマ治療が怖い」と感じている人におすすめです。
・銀座みゆき通り美容外科
銀座みゆき通り美容外科は2006年1月~2021年11月1日時点での目の下のクマ・たるみの治療実績が8,981件と、豊富な実績があるクリニックです。
目の下のくま、たるみ治療のモニターも募集しているようですが治療の詳細や現在の金額は分かりませんでした、以前は20%~30%ほどの割引になっていたようです。
・品川美容外科
いくつかのクリニックで目の下のふくらみ(クマ)取りのモニターを募集しているようです。
モニターなら会員価格からさらに20%で治療が受けられるので、価格を抑えたい方におすすめです。
クマ治療をモニターで受けられるクリニックは多数ありますが
- 「顔出しはしたくない」
- 「ブログやアンケートなどは面倒」
といった理由でモニターに参加できない方は、「モニターを受け付けていないクリニックを選択肢に含められる」というメリットがあります。
自分が納得のいくクリニックを選ぶことが大切です。
美容外科のクマ治療方法
モニターをするにしても、具体的にどんな治療方法があるか気になりますよね。
ここからは、料金相場の項目でご紹介した
- 経結膜的脱脂法
- ハムラ法
- 裏ハムラ法
- ヒアルロン酸注射
- レーザー治療
- 経結膜的脱脂法+脂肪注入
これらのクマ治療について、相場料金やメリット・デメリットを含めご紹介していきます。
クマ治療のモニターに参加する際の参考にしてください。
黒クマ「経結膜的脱脂法」「ヒアルロン酸」「ハムラ法」「裏ハムラ法」
黒クマは目の下がたるんで影になることで、黒いクマになります。
たるみは眼球を支えるロックウッド靭帯が老化することで目立つようになりますが、脂肪量やたるみ方には個人差があるので、年齢に関係なく黒クマが気になるという方も。
ここでは、黒クマを目立たなくさせるクマ治療の
- 経結膜的脱脂法
- ヒアルロン酸注入
- ハムラ法
- 裏ハムラ法
これらの相場料金とメリット・デメリットついてご紹介していきます。
経結膜的脱脂法
黒クマを目立たなくさせるためには、「経結膜的脱脂法」と呼ばれるクマ治療を行います。
下まぶたの裏側の粘膜を切開して、そこから脂肪を取り除いて下まぶたをフラットな状態にすることが目的で、相場料金は200,000~400,000円です。
メリット
- 比較的軽いクマ治療
- まぶたの裏側から脂肪を取るので、傷口も隠れる
- 腫れや内出血も軽く、ダウンタイムも1週間と比較的短い
デメリット
- ハリがなくなってシワになってしまう可能性もある
- 脱脂し過ぎてしまうと目の下の凹みが目立ってしまうリスクも
- 目の下のたるみが軽度でないと利用できない
皮膚を切開して目の脂肪を取りますが、比較的軽度なクマ治療ですし、傷口も隠れるので目立ちません。
しかし、たるみを取ったために目の下が凹んでしまったりシワになったりする可能性もあるので、クマ治療を受ける前に医師としっかり相談しましょう。
ヒアルロン酸
黒クマは下まぶたの凹凸が影となって黒く見えるので、ヒアルロン酸でふっくらさせることで影を薄くできます。
相場料金は40,000~60,000円ですが、効果の持続時間は短いので時間が経過するとさらに料金がかかることも。
メリット
- 料金が安い
- ダウンタイムが2~3日と短い
- 皮膚を切開しないので、体への負担が少ない
- 安全性が高い
- 失敗しても元に戻すことができる
デメリット
- ヒアルロン酸は固定しない液体なので、効果が長続きしない
- 仕上がりが左右対称になる・注入したヒアルロン酸が拡散して違った形になることも
- 青クマや茶グマの原因になることがある
ヒアルロン酸は肌を切開しないため、気軽に受けることが出来るクマ治療です。
しかし、黒クマの原因となる目の下のたるみ全てに対応できる訳ではありません。
ヒアルロン酸の注入だけでは効果がないこともあるので、自分のクマの状態を医師に確認し、相談して決めましょう。
ハムラ法(下眼瞼切開術)
ハムラ法でクマ治療することで、下まぶたを切開して脂肪を移動させることでたるみを目立たなくさせます。
相場料金は300,000~500,000円と、他のクマ治療に比べると高額です。
メリット
- 中程度のたるみにも対応できる
- たるみだけでなく、凹みも整う
- 目元にハリがでる
デメリット
- 皮膚を切るので負担が大きく、ダウンタイムも1~2か月と長い
- 難易度が高いクマ治療
- 経結膜的脱脂法に比べると料金は高め
ハムラ法は、経結膜的脱脂法では対応できない中程度のたるみによる黒クマでも問題ありません。
脂肪を切除するだけでなく、凹んでいる場所に脂肪を移せるのでフラットな目元になるでしょう。
裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)
ハムラ法は下まぶたのまつげのキワを切開しますが、裏ハムラ法は下まぶたの裏を切開するクマ治療です。
相場料金は300,000~500,000円と、ハムラ法と変わりません。
メリット
- ハムラ法に比べてダウンタイムが短く1週間程度
- たるみと凹みを同時に目立たなくさせられる
- 効果が長続きする
デメリット
- 難易度が高く、取り扱っているクリニックが少ない
- 小じわをなくすことはできない
裏ハムラ法はハムラ法に比べてダウンタイムも少なく、負担の少ないクマ治療です。
治療の難易度が高いため取り扱うクリニックも少なく、技術のある医師にお願いしないと内出血や腫れなどのリスクがあります。
青クマは「経結膜的脱脂法」+「脂肪注入」
青クマは、目の下の皮膚から血管や筋肉が透けて見えることで目立つクマです。
主な原因は血行不良ですが、加齢が原因となって頬への脂肪が下がったりすることで青クマが目立つこともあります。
青クマを治療するためには黒クマと同様に経結膜的脱脂法をして、さらに脂肪注入すると効果的です。
経結膜的脱脂法+脂肪注入
青クマの場合、経結膜的脱脂法で脂肪を取るだけでなく、取り除いた脂肪を適切な箇所に脂肪注入をすることが重要です。
皮膚の薄いところに黄色い脂肪の層が入るため、血管や筋肉が透けて見える現象を抑えることができます。
青クマは黒クマと混在していることもあるので、経結膜的脱脂法を行うことで同時に目立たなくさせられるでしょう。
相場の料金は300,000~700,000円と、経結膜的脱脂法だけよりも高くなりますし、注入する脂肪の種類によって大きく変わります。
メリット
- 青クマはもちろん、黒クマも目立たなくさせられる
- 経結膜的脱脂法は傷口が目立たない・ダウンタイムが1~2週間と短い
- 自分の脂肪を使うことでアレルギー反応のリスクが少ない
デメリット
- 綺麗に脂肪注入できないと凸凹が目立ってしまう
- しこりが残る場合がある
- 脂肪が定着しないこともある
経結膜的脱脂法と合わせて脂肪注入をすれば、青クマを目立たなくさせられます。
メリットやデメリットは経結膜的脱脂法と同様ですが、脂肪注入も行うため料金は高くなるでしょう。
茶グマ「レーザー治療」「経結膜的脱脂法+脂肪注入」
目の下の皮膚が色素沈着によって茶色くなっている状態が茶グマです。
この項目では色素沈着を薄く見せるための
- レーザー治療
- 経結膜的脱脂法+脂肪注入
といったクマ治療についてご紹介していきます。
レーザー治療
シミ治療のように色素沈着によるクマを治療したい場合は、レーザー治療がおすすめです。
レーザー治療の料金相場は50,000~100,000円と、使用する器具や回数によって料金に差が出てきます。
メリット
- 皮膚を切開したり注射をしたりしなくて済む
- 腫れや内出血が起きにくい
- クマ治療後すぐにメイクをすることができる
デメリット
- 1度のレーザー治療では効果がわからない
- 週に1回の間隔で治療を受けるなど、通院回数が多い
レーザー治療はすぐにメイクができるため、人の目を気にしなくて良いというのは嬉しいポイント。
しかし、一度のレーザー治療では茶グマを目立たなくさせることはできないため、短期間に何度も通院する必要があります。
経結膜的脱脂法+脂肪注入
自分では茶色く見えると思っているクマも、実は茶グマと黒クマが混在してたるみが目立っているというケースも多いです。
茶グマと黒クマが混在している場合は、経結膜的脱脂法+脂肪注入を行います。
たるみだけでなく、脂肪をプラスして皮膚にハリを出すことで色素沈着が目立たなくなるという仕組みで、相場の料金は300,000~700,000円です。
メリット
- 茶グマと黒クマが混在している人は一度に治療できる
- 経結膜的脱脂法はダウンタイムが短い・体への負担が少ない
デメリット
- 茶グマを消すことはできない
経結膜的脱脂法+脂肪注入をすることで、色素沈着した下まぶたにハリを持たせて色素を薄く見せることができます。
風船を膨らませると色が薄く見えるのと同じ現象ですので、色素沈着が綺麗になくなるわけではありません。
しかし、茶グマを少しでも薄くすることができればメイクで隠しやすくなるでしょう。
まとめ
クマ治療をしたい場合は、モニターをすることで20%~50%ほど安く施術を受けられます。
クリニックによっては全額負担してくれることもありますが、モニターになるためには条件も多いです。
- 院内資料や広告として、治療前後の写真や動画の提供
- アンケート回答
- 長期間にわたるブログ作成
これらの中から、自分のできる範囲のモニターに参加してみましょう。
メリット・デメリットをきちんと理解し、医師としっかりコミュニケーションをとって安くクマ治療してください。