目のクマ、顔のたるみ・ほうれい線、知って得する美の豆意識

専門用語を解説施術辞典

レーザー治療|目のクマの治療方法

レーザー

目の下のクマが取れなくて悩んでいる、という人は多いのではないでしょうか。目の下のクマは年齢を感じさせてしまうばかりか、人相をも悪くしてしまいます。そんなクマにも種類があり、メラニン色素の沈着が原因でクマになっているものは茶クマと呼ばれています。この茶クマに有効な治療が、レーザー治療です。
目の下のクマに有効なレーザー治療には複数ありますが、ここで紹介するのはレーザートーニング。レーザートーニングは、QスイッチYAGレーザーを用いた施術方法のひとつです。QスイッチYAGレーザーはシミやイボなどの治療に使われているレーザー。レーザートーニングではQスイッチYAGレーザーを低出力で広範囲に照射するという施術方法を用い、茶クマを改善させていきます。

基本情報

料金相場

20,000円~

~30,000円

持続期間 長期的効果を得るには、定期的な治療が必要
麻酔 なし
痛み 施術中の熱感
ダウンタイム 1日
たるみの種類 茶クマ

このようなクマの方におすすめ

QスイッチYAGレーザーやその上位版ともいえるスタックトーニングは、いわゆる「茶グマ」と呼ばれるタイプのクマに対して効果を発揮します。 茶グマとは、読んで字のごとく、茶色がかったクマのこと。年齢を重ねるとともに生じやすくなるクマのひとつです。茶グマができる原因は、主に色素沈着です。ふだんから目をこする癖があったり、アイメイクをしっかり落としきれていなかったり、メイク落としでゴシゴシ目のまわりの皮膚をこすりすぎたりしていると、目元の皮膚が茶色くくすんでしまうことがあります。このほか、日焼けによるシミやくすみや肌の乾燥も、茶グマの原因となります。 また、茶グマには大きく分けて2種類のタイプがあります。 ひとつは、表皮にできたシミ程度の軽いもの。もうひとつは、真皮レベルでメラニンが沈着している重度のもの。前者の場合には、美白コスメやハイドロキノンの塗り薬などを用いてのケアで改善が見込めます。しかし、後者の場合には、こういったケアでの改善は困難です。 そこで、後者のような茶グマの治療法として有効なのが、皮膚内部のメラニン色素を破壊し、色素沈着を改善する作用のあるQスイッチYAGレーザーやスタックトーニングなのです。セルフケアではなかなか薄くならない濃い茶グマに悩んでいる方は、ぜひ美容外科クリニックでQスイッチYAGレーザーやスタックトーニングを受けてみましょう。

どんなレーザーの種類があるのか

目のクマ、特に皮膚にメラニンが沈着することによって生じる茶色いクマに対しては「QスイッチYAGレーザー」を用いた治療が有効だといわれています。 QスイッチYAGレーザーは、皮膚の真皮層にまで届く1064mmの波長と表皮のメラニン色素をすばやく破壊できる532mmの半波長を照射できるマシンです。必要に応じてこれらふたつの波長を切り替えて照射することにより、色素沈着の深さや程度に応じた治療を行うことができます。このような性能から、QスイッチYAGレーザーは、クマ治療のみならず、老人性色素斑(シミ)やソバカス、肝斑、太田母斑、脂漏性角化腫(イボ)などの治療に広く用いられています。 施術中の痛みはほとんどなく痛みに敏感な方でも、輪ゴムで弾かれたような軽い痛みを感じる程度。また、通常の治療時間は1回5分~30分ほどと短時間で済み、ダウンタイムはありません。治療直後からシャワーやメイクも可能です。その後、2週間ほどで照射箇所がかさぶたになり、それとともに色素沈着は薄くなっていきます。 また、クリニックによってはQスイッチYAGレーザーをさらに改良し設計した「スタックトーニング」というマシンを導入しているところも。スタックトーニングの使用によって、従来のマシンよりも均一な照射が可能になったため、クマに対するより高い改善効果が見込めます。

メリット・デメリット

メリット

  • お肌全体の活性化
  • ダウンタイムなしで気軽に

レーザー治療のひとつであるQスイッチYAGレーザーは、メラニン色素を破壊し、シミなどを改善する施術方法です。このQスイッチYAGレーザーを低出力で広範囲に使用するレーザートーニングという施術方法に用いることで、メラニン色素沈着が原因の茶クマの改善だけでなく美白効果を得ることもできます。また、ダウンタイムがほとんどなく、術後の赤みも数時間程度で消えるというのも魅力的なポイントです。

デメリット

  • 1ヶ月の治療が必要
  • 膨疹が出ることがある
  • 膨疹が出ることがある

レーザートーニングによるレーザー治療は、1回で十分な効果が出るものではありません。肌の正しいターンオーバー、つまり肌組織の生まれ変わりを促すものなので、1週間に1回程度、合計4~5回治療を行うことが推奨されています。また、肌に熱を与えるという施術方法である関係上、膨疹が現れることがあります。ただ、この膨疹は数時間で消える程度のものなので、心配しすぎることはありません。

経験者からの口コミ・評判

プラスの声

目の下のクマを改善するため、レーザー治療を試してみました。私が行った美容外科では、レーザートーニングを行ってもらいました。いろいろな施術があったけど、レーザーを照射するだけという施術方法に惹かれました。
何回かレーザー治療を重ねていくうちに目の下のクマが消えていくのが分かって、テンション上がりました! メスも、もちろん麻酔も使わない施術方法ということで、さすが、痛みや後遺症もほとんどなく、受けて良かったと思っています。

マイナスの声

施術方法が簡単そうだったので、まずはと思ってレーザー治療を受けてみました。目の下のクマはどうしても取りたかったので。何回か通院しているうちに、確かに目の下のクマがよくなった感じはするけど、4回やってまだ残っています。
いつかは消えるのでしょうか?手術の必要ない施術方法ということで気軽な気持ちでしたが、もうこれくらいでいいかなと思っています。お肌の調子はいいので、これはよかった。セルフケアとか頑張ります。

よくある質問

レーザートーニングで目の下のクマを解消する場合、治療はどのような流れで行われますか?
まず、医師とのカウンセリングが行われます。そこでその日の体調やお肌のチェックを行い、患者さんの悩みや要望を聞いたうえで、医師が適切な治療を提案します。そこでレーザー治療を行うとなった場合は、まず化粧を落として洗顔を行います。そして、目の下のクマを取るためにレーザートーニングでレーザーを照射していきます。その他の施術方法が併用されることもありますが、その後顔の熱を取るためのクーリングを行い、治療は終了です。
レーザートーニングでレーザー治療を行ったあと、日常生活でやってはいけないことはありますか?
レーザー治療のよいところはダウンタイムがほとんどないこととはいえ、何をしてもよいわけではありません。治療当日から洗顔は可能ですが、スクラブ入りなど刺激の強いものは避けてください。また、入浴も可能ですが、短時間で済ませるようにしましょう。激しい運動や飲酒は、次の日まで避けたほうがよいといえます。目の下のクマを取るために絶対に避けていただきたいのは、日焼けをすることです。日頃からしっかり保湿をし、外出時は日焼け対策を徹底してください。
レーザー治療を4~5回続けていくと、それだけで目の下のクマが改善されていくのですか?
レーザートーニングによるレーザー治療は効果が高いとされていますので、回数を重ねることで目の下のクマは改善されていくといえます。そのうえで、さらに効果を高めることが可能です。レーザートーニングと合わせてよく用いられているのは、ビタミンCとトラネキサム酸の導入。コラーゲンの生成を補助するビタミンCで美白効果を高め、メラニンや炎症を抑制するトラネキサム酸でクマの再発を防止することができます。
レーザー治療だけではもしかしたら治らないかも、と不安があります。ほかに目の下のクマを治す施術方法はありますか?

レーザートーニング以外のレーザー治療でいえば、たとえばQスイッチルビーレーザーがあります。このレーザーを用いた施術方法ではメラニン色素を破壊し、茶クマを改善することが可能です。レーザー治療以外では、日本人向けにカスタムされた光治療であるライムライトがあります。ライムライトを用いると、顔全体に光を照射してメラニン色素の排出を助け、皮膚のターンオーバーを促し、茶クマを改善することが可能です。