目の下のたるみにはヒアルロン酸注入
目の下のたるみは、眼輪筋トレーニングなど日頃からエクササイズを行うことで予防できますが、できてしまったたるみはなかなか消すことができません。
目の下のたるみは、眼輪筋トレーニングなど、日頃のエクササイズで予防することもできます。ですが既に目の下にたるみが出ている場合は、数日だけのエクササイズでは元に戻すことはできません。即効性を求める方、確実な成果を出したい方におすすめなのが、美容外科クリニックなどで受けられる「ヒアルロン酸注入」です。ヒアルロン酸注入とは、細い注射針を使って、ヒアルロン酸を注入する施術です。ダウンタイムがほとんどなく、価格もリーズナブルであるため、手軽に受けられる施術として人気を集めています。
■ヒアルロン酸注入による効果って?
目の下の皮膚がたるんでしまうのは、主に加齢が原因としてあげられます。加齢により目の周りの筋肉が衰えてしまうと眼球が下がり、それを支える眼窩脂肪が前にせり出してしまいます。それが目の下のたるみの大きな要因です。また加齢によって肌のハリや弾力が失われることも、目の下にたるみが生じる原因です。弾力がなくなると、皮膚が眼窩脂肪を支えきれなくなり、脂肪が前にせり出してたるみが生じています。目の下のたるみが気になるのは、目の下の膨らみ(眼窩脂肪が突出した部分)に影ができるからです。その影になっている部分にヒアルロン酸を注入することで、たるみと肌の凹凸がなくなり、たるみが目立たなくすることができます。
女性だけでなく、男性も受けられる手軽さがあり、即効性があるというのが人気の理由です。目の下のたるみを改善し、肌にハリを出すことができるため、若々しい印象の目元を作ることができます。
ヒアルロン酸注入は涙袋も作れる!
ヒアルロン酸注入は、目の下のたるみ改善だけでなく、涙袋を作ることもできます。目を大きく見せて女性の色気を引き出してくれる「フェロモンタンク」と呼ばれている涙袋。このフェロモンタンクは、全ての人にあるわけではなく、ない人はメイクによって自分で作ることもできますが、ヒアルロン酸注入を行うことで形成することが出来ます。メイクだと一時的なものですし、日々のエクササイズで涙袋を作るとなると時間がかかることから、女性から全般的に人気です。最近ではビジネス上で若々しく、良い印象が欲しい。という目的で、男性もからの人気も高まっています。
■美容外科クリニックでの涙袋形成って?
治療法はヒアルロン酸を下まぶたの眼球に沿って注入します。施術時間は10分ほどで終わり、傷跡が残らず、ダウンタイムもほとんどありません。入院や術後の通院も必要がない日帰り治療となります。施術当日から洗顔できるのはもちろん、メイクをすることも可能です。仕事に行く前や仕事帰りでも治療を受けられるのが嬉しいですね。価格帯はクリニックによって違いますが、1回50,000円~100,000円が相場です。
皮膚の厚みやたるみが原因で涙袋が目立たない方の場合は、「脱脂法」がおすすめです。脱脂法とヒアルロン酸注入を併用して涙袋を作る場合もあります。美容クリニックのカウンセリングを利用すると、どの治療が最適なのか判断してもらうことができます。まぶたの状態や皮膚の厚みなどを考慮して、最適な治療法を提案してくれる医師の元で涙袋を形成しましょう。ていることがありますが、皮膚に針を指して注入していく治療ですので、実はとても繊細な技術が必要なのです。
ヒアルロン酸注入はドクター選びが大切!
ヒアルロン酸注入はとても簡単な施術!と気軽にできることをアピールしていることがありますが、皮膚に針を指して注入していく治療ですので、実はとても繊細な技術が必要です。仕上がりは担当するドクターによって大きく変わります。目の下のたるみの種類によっては、ヒアルロン酸注入以外の治療が適しているという場合もあるため、適切な治療を提案してくれるドクターを見つけましょう。また、治療にはリスクはつきものですので、怖い。と思われる方もいるかもしれませんが、リスクを軽減するための治療の工夫や、薬の処方など、実績ある医師であれば色々と対応できます。美容外科クリニックをはじめて利用する方のために、以下ではクリニックやドクター選びのポイントを紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね!
■日本美容外科学会「JSAPS」所属の有無
クリニックのホームページでドクターのプロフィールを見てみると、「日本美容外科学会 会員」などの記載を見かけることがあります。日本美容外科学会には2つの団体があり、「JSAPS」と「JSAS」があります。英語表記は違いますが日本語表記が同じため、一見同じように見えますが、これらは全く異なる団体です。必ず「JSAPS」に所属しているドクターを選びましょう。「Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery」の略称です。JSAPSとは、形成外科専門医の資格を持つドクターで構成された団体です。2年間の初期臨床研修後、4年以上の専門医研修を経て試験に合格したドクターのみが所属できます。一方、JSASは、形成外科での研修経験を持たないドクターでも入ることのできる団体となります。
■施術実績の多さ
ドクターの技術を判断するポイントは、施術実績の数です。ヒアルロン酸注入の仕上がりの美しさは、ドクターの技術によるところが大きいため、ドクターの経歴などを見て、なるべく施術実績の多いドクターを選びましょう。気を付けたい例としては、施術実績が多く記載されていても、それはドクターではなく、クリニック全体の施術実績である場合があります。個人で経営しているクリニックの場合は、実績数や症例写真を確認できれば判断材料になりそうですね。
■カウンセリングは複数行ってみる
クリニック選びドクター選びでもっとも大切なことは、実際にクリニックに出向き、カウンセリングを受けることです。院内の雰囲気やスタッフの対応をはじめ、ドクターについてもある程度見極められます。少しでも早く治療したいと思っていると、どうしても目先のクリニックだけで判断して治療に入ってしまうケースがよくあります。治療を受けるのは、自分の大切な身体の一部分なので、複数のクリニックでカウンセリングを受け、本当に納得できる、安心して任せられる医師に治療を受けてくださいね。
まとめ
今回は、目の下のたるみの改善方法と、涙袋(フェロモンタンク)を作る方法として、ヒアルロン酸注入を紹介しました。お悩みの方、気になっている方は、一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。