顔のたるみ・ほうれい線のコラム

顔のたるみ・ほうれい線のコラム

〇〇不足を解消しよう!ほうれい線をつくらない美習慣

みなさんは、日頃満足な睡眠が取れているでしょうか?よく言われるのは、理想的な睡眠時間は7時間で、22時から26時の間に深い眠りに入っているのが望ましいということです。とはいえ、忙しい現代人にとって毎日このような理想的な睡眠をとるのは難しいことかもしれませんね。しかし、睡眠不足が慢性化すると、身体やお肌にさまざまな不調を与えてしまいます。そのひとつが、ほうれい線です。今回は、睡眠不足とほうれい線との関係についてご紹介します。

そもそも、ほうれい線が目立つ原因は?

ほうれい線が目立つようになる最大のきっかけは、顔の皮膚がたるむことです。

わたしたちの皮膚の奥深くの真皮層には繊維芽細胞というものが存在し、そこではコラーゲンやエラスチンといった成分が生成されています。そして、これらの成分がネットのように張り巡らされていることによって、肌の弾力やハリは保たれています。しかし、何らかの原因でその生成量が減少すると、そのネットは機能しなくなり皮膚や脂肪を支えきれなくなってしまいます。その結果、頬や口元・フェイスラインなど特に面積の大きな部分の皮膚がたるみやすくなり、たるんだ部分との凹凸によってほうれい線が目立つようになるのです。

このメカニズムを踏まえて考えると、ほうれい線が目立つようになる根本原因は、コラーゲンやエラスチンの生成能力が落ちることにあるといえます。

では、なぜコラーゲンやエラスチンの生成量は減少してしまうのでしょうか。

 

睡眠不足が、ほうれい線を目立たせる理由

コラーゲンやエラスチンの生成量が低下する原因のひとつとして考えられるのが、睡眠不足です。

というのも、コラーゲンやエラスチンを十分に生成するためには肌のターンオーバーが正常に行われていなければなりません。そしてそのためには、ターンオーバー機能が最も活発になる夜の22時から2時の間にぐっすり眠っていることが必要です。このことから、睡眠不足になっていると肌のターンオーバーが滞り、コラーゲンやエラスチンの生成機能も低下してしまうといえます。

また、十分な睡眠時間を確保できていないと、身体は日中に受けたダメージを回復させることができません。これはもちろん肌に関してもいえることですので、しっかりと寝ないと肌ダメージも修復できなくなってしまいます。

このように、お肌の状態を整えてほうれい線を予防・改善するためには、早めにベッドに入りたっぷり眠ることが大切です。

 

ほうれい線を防ぐための睡眠術

ここまででご説明したように、ほうれい線を予防・改善するには、夜22時~2時の間に就寝し、7時間程度の睡眠を取ることが大切です。しかし、就寝時間を守り睡眠時間をしっかり確保しても、睡眠の質が良くないと、お肌のターンオーバー機能や修復機能・コラーゲンやエラスチンの生成機能は十分に働いてくれません。寝付きが悪かったり夜中に何度も目が覚めたりするのは、身体と脳が深い眠りにつけていない証拠です。このような睡眠状態ではしっかりと寝た気がせず身体もだるくなってしまいますし、お肌のためにもよくありません。

睡眠の質を高めるためには、脳と神経をリラックスさせてからベッドに入ることが重要です。寝る直前までスマホやパソコン・テレビなど強い光を放つものを見たり、SNSやゲームに集中したりしていると脳や神経が興奮してしまいますから、こういった習慣は控えてください。

また、食事後すぐは消化活動で身体が活性化し血流も良くなりますから、睡眠をとるには不向きな状態です。就寝時間の3時間前くらいまでに食事は済ませておきましょう。

このほか、就寝前の30分から1時間前には、ゆったりしたミュージックを聞いたりアロマのお香を炊いたり柔らかな間接照明をつけたりと、自分が心地よいと感じられる環境をつくるのもおすすめです。

ちょっとした工夫次第で睡眠の質はぐっと良くなりますからぜひやってみてくださいね。

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