専門用語を解説施術辞典
ウルトラセル|顔のたるみ・ほうれい線治療
ほうれい線を改善するには、化粧品やエクササイズでは限界があります…本気で改善したい方には、美容外科での施術がおすすめです。施術というと怖く感じるかもしれませんが、ほうれい線や顔のたるみ改善の治療はマシンで出来る『切らない治療』が沢山あります。
今回ご紹介するのは、ウルトラセルというマシンを使った切らない施術法です。レーザーや高周波(RF)と高密度焦点超音波(HIFU)を用いて真皮から真皮上層、皮下組織筋肉に熱作用を与えることで、シワやたるみ、ほうれい線といった年齢肌の悩みを解消するものになります。肌深層の表情筋層に作用するため、高い効果が得られます。
基本情報
料金相場 |
安20,000円~ 高~90,000円 |
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持続期間 | 6ヶ月~1年 |
麻酔 | 表面麻酔(希望の場合) |
痛み | 施術中の熱感 |
ダウンタイム | - |
たるみの種類 | 頬、まぶた、首のたるみ、ほうれい線、目元や口元の小ジワ |
メリット・デメリット
メリット
- 年齢肌の悩みに総合的に効く
- 皮膚の深層に作用、高い効果が得られる
ウルトラセルは、ほうれい線はもちろんシワやたるみなど年齢肌に生じがちなトラブルを総合的に解消するのに役立ちます。また、毛穴の引き締め効果、ニキビ跡の改善、リフトアップ効果、肌の引き締め効果なども期待できるので、活き活きとした表情や若々しい肌づくりを目指す人にもおすすめです。また、ウルトラセルが他のほうれい線治療などと異なる点として、皮膚の深層に作用するところがあげられます。ウルトラセルで用いられている高密度焦点式音波(HIFU)は、がん治療や結石治療にも採用されている医療機器。ターゲット部位に限局して熱作用を与えることができ、深い筋肉層を刺激してコラーゲン生成を促します。この作用によって、緩んだ肌を整え、シワやほうれい線、たるみなどに大きな効果をもたらしてくれるのです。
デメリット
- 料金設定は高め
- 人によって治療後に腫れや赤みが
ウルトラセルのデメリットとしてあげられるのは、料金設定が高めだということ。肌悩みに総合的にアプローチできるという点を考えればお得という考え方もできますが、ヒアルロン酸注入など他のほうれい線治療にくらべると費用がかかります。また、人によって治療後に腫れや赤みが生じることがあります。
経験者からの口コミ・評判
プラスの声
ほうれい線や皮膚のたるみ、毛穴の開きなど、年齢肌にありがちな悩みのデパートのような状態だった私。お友達にすすめられて美容外科クリニックに行き、そこで受けたのがウルトラセルという機械を使った施術方法でした。数種類のレーザーを肌に照射することで、様々な悩みに効いてくれるとのこと。私のように複数の悩みを持っている人には最適な施術方法だと思います。実際、治療後には肌が見違えるように若々しくなったように感じます。特にほうれい線が薄くなったのは本当に嬉しいです。
マイナスの声
ウルトラセルを受けてみました。人によって効果の出方に差があるのはこういった施術方法では当然のことなのかもしれませんが、私の場合、思ったほどの効果は実感できませんでした。あと、費用がちょっと高いかなという印象を受けました。
よくある質問
- ウルトラセルは、ほうれい線の治療以外のエンジングケアにも効果がありますか?シワや毛穴の開き、皮膚のたるみなどには効きますか?
- ウルトラセルは、表皮や真皮、SMAS筋膜にまで同時に熱作用を加えられる施術方法です。そのため、表情筋を根本からリフトアップすることが可能。顔全体を引き締めて若々しい印象をつくることができます。また、同時にコラーゲンの生成を促進させるため、年齢肌にありがちなハリや潤い不足、毛穴のたるみやひらき、くすみやごわつきといった肌トラブルも解消できます。年齢肌の様々なお悩みをトータル的に解消したいという人におすすめの施術方法です。
- ウルトラセル治療では、一回で効果を実感できますか?また、効果はどの程度持続しますか?
- ウルトラセル治療においては、表皮から真皮、表情筋といった皮膚のすべての層に熱エネルギーを加えることができます。これまでのレーザー照射治療では、表情筋にまで熱作用を到達させることは不可能に近いとされていました。しかし、それが可能になったこの施術方法では、表情筋の引き上げに高い効果が得られるため一回の治療で目に見える効果を実感できます。そして、ウルトラセル治療の効果は約半年から1年程度持続するのが一般的です。
- ウルトラセルはそれぞれのレーザー単独でも受けられますか?組み合わせたほうが効果は高いのですか?
- 多くの美容外科では、ウルトラセルに3~4種類のレーザーを用いています。たとえば、HIFU照射とRF照射、イントラセルSRRといったものを組み合わせて照射する施術方法が一般的。これらはそれぞれ皮膚の異なる深さの部位に作用するため、組み合わせて受けたほうが高い効果を得られます。ですが、クリニックによってはHIFU単独での施術方法、RF単独での施術方法などを扱っていることも。肌の悩みや予算などにそって最適なプランを選ぶようにしましょう。
- ほうれい線へのウルトラセル治療の流れや注意すべき点、ダウンタイムなどについて教えてください。
- まずはカウンセリングを受けた後、レーザーの照射を行います。レーザーの種類ごとに順番に当てていきます。レーザーの種類を選んで組み合わせられるコースを用意しているクリニックも。ウルトラセルを受けた後のダウンタイムはほとんどありません。もちろん、人によって多少の違いはありますので、施術後に腫れや赤みが生じる人もいますが、数日で消えることがほとんど。なお、一度の施術でも効果はありますが、定期的に受けることでより効果の持続性は高くなっていきます。